10年で3%の壁

いろんな経営に関する研究データがある。個人事業に関するデータもたくさんあるが、1番、聞いていて驚く個人事業に関するデータは起業の生存率だろう。

驚くことに、あるデータによると、個人で起業した人が10年生き残る確率は3%しかないという話だ。

ということは、10年で、97%もの人が起業に失敗するということだ。

これは、夢を追う人にとってよく頭に入れておかなければならない貴重なデータだと思う。

このデータが1番よく現れているのが、プロ野球やJリーグの世界だろう。

新人としてデビューして10年生き残る人は、このデータ通り、10%もいない。

ほんの一握りになっている。どうやってデータを考えるかにもよるが、高校野球や高校サッカーの選手もしくは、Jリーグの下部組織のユーズ世代の人たちなど、そういう人たちが、すべてプロを狙っていると考えると、おそらく、3%もいかないのではないかと思う。

プロや個人事業の世界はいかに厳しい世界かということがすごくよく解る。

今インターネットがどんどん進化して、手軽に素人が同人誌という形で、いろんな漫画コンテンツを配信している。

この同人誌の世界も注目なのが、プロや個人事業主と同じように、3%の壁が存在するということだ。

2013年がインターネットの同人誌配信が本格化した最初の年だとすると、今年でもう、6年目になる。

この間にダメになった同人サークルや売れ続けている同人サークルの比率を見ているとだいたい3%の確率に近づいてきている。

数年前までは、まだ、すき間産業だった同人誌の世界も熾烈な競争が行われるようになっている。

過激でグラマラスな人妻や美少女を描けばすぐに売れた時代は終わり、今は内容がしっかりしていないと全く売れない時代になっている。

水無月三日の夫は獄中、一方妻は・・・のように、しっかりとした画力とストーリー性やメッセージ性がなければ、もう、目の肥えた同人誌ファンは目も向けてくれなくなってしまった。

年功序列の崩壊やリストラがあるので、サラリーマンを一生やるのはバカだなんて言って個人で事業を始めても、甘くない現実があることをもっと今のサラリーマンはしっかりと認識すべきだと思う。

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